時々、まわりみち。

真面目で優しいが故に自分が傷付く…そんな生きづらさを感じる人が強かに生きるヒントを綴ります。

成長のスピードを最大限に高めるなら、「理屈をこねるヒマがあったら量をこなす」こと。仕事と運動の共通点から考える、若者に贈る極上の成長論。

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どーも。冬の足音が聞こえている札幌にて、寒い夜に窓を開け放しにして寝てしまい喉が激痛、公平です。

 

 

 

さて、私事ではありますが、今月10月に入り新しい部署に異動して1ヶ月がたちました。

 

覚えることが多く毎日ヘトヘトになって帰ってくる生活ですが、

ぼんやりと自分なりのやり方がつかめてきている今日この頃です。

 

 

その中で、会社や行なっている業務の良い面と悪い面がハッキリと分かりつつありますが、

マイナス点ついては、また改めてまた後日にでもまとめたいと思います。

 

 

 

ということで本日は、仕事のプラス面について、つまり

仕事を通じた極上の成長論

を、仕事に悩めるすべての若者に捧げたいと思います。

 

 

 

【日々の仕事と運動に共通する、真の力を身に付けるための成長論。】

 

まずは、今回のテーマである仕事の話を始める前に、少し運動」の話をからスタートします。

というのも、仕事より運動の方が、どんな世代の方にも馴染みがある分野だと思いますので…。

 

 

 

これも私事で恐縮ですが、高校と大学でボクシングをやっていて、さらにレベルアップをしたいと思い、

現在、家の近くにあるキックボクシングのジムに通っています。

 

もともと格闘技を観るのが大好きで、「観客ではなくプレーヤーでありたい!」と思ったのがきっかけです。

 

 

 

…まぁ、とりあえずキックボクシング の魅力を語り出したらキリがないので、また日を改めて…(笑)。

 

stylehaus.jp

woman.excite.co.jp

 

 

 

 

 

そんなキックボクシングの練習をするなかで、ふと感じたのが、

「なかなか相手のキックが読めずにガードできないのは理屈じゃないのでは?」

ということ。

 

つまり、そもそも運動は頭を使うものだが最後は反射神経がすべてだということです。

 

 

 

 

 

おそらくイメージしづらいかと思いますので、まずはキックボクシングについての説明を。

 

 

 

そもそもキックボクシングは、文字通りキックが使えるボクシングのことで、試合形式に近いスパーリングを行いますが、

華やかに見える攻撃(オフェンス)と同時に防御(ディフェンス)が重要になってきます。

  

そこで、先ほど言った相手のパンチやキックをガードして攻撃する技術が必要になります。

 

  

具体的には、

この流れできたから左ボディがくるだろうなぁ

とか、

右ハイキックがきそうだから距離を取ってカウンターで攻めよう

など、自分なりの戦術を頭で瞬時に考えていくのです。

 

moe-kickboxing.net

 

 

 

でも、やっぱりパンチやキックをもらってしまいダウンすることがあり、逆に自分の一発がヒットして勝つこともあります。

 

そこに駆け引きの楽しさがあるのですが、最終的には

「理屈ではなく反射神経が優れたものがリングに立ち続けることができる」

と最近強く思うのです。

 

 

いくら頭で考えを張りめぐらしても、

人間の本能として身体が瞬時に反応できなければ、その頭で練った戦術は無意味になってしまうのです。

 

 

つまりは、気づいたら相手の攻撃をガードをしていた、

逆に、気づいたら相手からダウンを奪っていたレベルにならないといけないということです。

 

 

 

少し話が逸れましたが、まさにこの「理屈ではなく反射神経」の考え方は仕事にも活きてくるものなのです。

 

 

 

【成長のスピードを加速させるなら、とにかく量をこなして地肉化させよ。】

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仕事をするうえで、「成長」というのは欠かすことのできない重要なファクターです。

ことに、新入社員や入社数年の若い方にとってはなおさらです。

 

 

 

この成長のスピードを加速させたいと願う方も多いと思いますが、

ここで先ほどの「運動」との共通点が大事になってきます。

 

それが、「反射神経」

仕事に置き換えれば、「学んだことを地肉化する」ことです。

 

 

 

 

これは、いわゆるインプットしてアウトプットして初めて身に付く話と似通う部分はありますが、

そのようなことを意識せずとも、実践経験の量を積むことが近道なんじゃないかと思うのです。

 

 

つまり、仕事の成長のスピードを加速度的に高めるならば、

「理屈をこねるヒマがあったら量をこなせ」

ということになります。

 

 

 

 

 

実際、僕の今いる部署は、

このタイプだからこのやり方で

とか、

あのタイプは確かこうだったけな

というようなことを瞬時に判断しなければ、本当に仕事が回っていきません

 

要は、反射神経を極限まで高める必要があるということです。

 

 

 

 

 

でも、この考え方はスパルタ教育、また今の時代だとブラック企業などと揶揄されてしまいます。

 

実際、僕自身もこの考え方に賛成でもなければ、かといって反対でもありません。

ただ、その時々の自分のキャリアプランを描いた際に見えてくるステージによって使い分けています。

 

 

今は先々を見すえて逆算したルートに合致していたため、

「ひたすら量をこなす」仕事論で「成長」を重要視しているというだけのことです。

 

 

 

そのため、人生において、

成長のスピードを最大限に高めるのを第1優先にしているか否か

という評価軸にて、この手法を取り入れるかどうかの判断を下すことをオススメします。

 

 

 

【もちろん成長することは大事なことだが、人生で最も重要であるものとは限らない。】

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「成長」…これはみなさんにとって人生で何番目に大事なものでしょうか?

「いちばん大事だ!」と瞬時に答える方もいれば、そのほか「家族」「お金」が大事だと言う方もいるでしょう。

 

 

それは当たり前の話で、

その優劣が少しずつ異なってくるのはもの人間いろいろ育ってきた環境が違うのだから当然です。

 

 

 

 

 

ですが、たとえ「成長」を最上位に掲げる方にとっても、自分が壊れるくらいになったらダメです。

 

 

特に男性にありがちですが、ストイックに物事をこなしていくのが、どこか当たり前みたいな風潮がありました。

今でも、団塊の世代の方にそのような考えをされる方も多いと思います。

 

 

 

しかしながら、時代は確実に変化しています。

人生で「成長」はものすごく大事なことでありますが、自分の体調を崩すくらいに「量」をこなしている若者がいたら、

逆に止めてあげるのがリーダーとしての役目なのではないでしょうか?

 

 

これからの日本、いや世界を創るかもしれない若者がガムシャラに仕事を行い成長することはまさに「宝」であり、

それをサポートするのが多くの経験を積んだマネージャーの仕事です。

 

 

 

仕事を通じた成長は尊いものですが、なによりも自分のことを最も大事にすべきです。

 

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その「成長」と「自分」のバランスを大切にしつつ、仕事を楽しんでいきましょう!

 

 

 

 

 

  

 

 

 

それでは、今回これにて失礼します。

皆様に、心よりの感謝を込めて。

 

 

公平